マルチメーターによるモーター速度の判断方法
通常の三相かご形モーターには 2 つの速度があります。1 つは同期速度 N1 です。いわゆる同期速度はモーターの回転磁界の速度であり、この速度は極対の数と厳密な関係があります。モーターの、つまり
このうち、n1—同期速度、回転/分。
J——電流の周波数、サイクル数/秒。
P - モーターの極対の数。
2 つ目は非同期速度、つまりモーター軸の速度です。 モーターが生産機械を駆動する際、モーター軸は回転磁界よりも若干遅い速度で回転しますが、その差はほぼ同じです。 たとえば、一対の磁極モーターの場合、モーター ホイールの回転速度は 2950 rpm、2 極モーターの場合は 1430 rpm、3 極モーターの場合は 920 rpm になります。 上記の原理によれば、マルチメータを使用してモータの磁極の数を判断し、モータの速度を決定することができます。
マルチメーターを使用してモーターの極対数を判断する方法は次のとおりです。
1. モーターの 6 本のワイヤーの端を折ります。
2. 図1〜2に示すように、マルチメータのオームブロックを使用して三相巻線の任意の相を見つけます。
3. マルチメータのミリアンペアギアを最小ギアに回し、その 2 本のワイヤを端子 1 ~ 2 に接続します。
4. モーターシャフトをゆっくりと回転させ、マルチメーターの指針の変化を観察します。 回転軸が一回転して指針が一振れば、一対の磁極で電流が1周期変化することになります。 2 回振れる場合は 2 対の磁極です。 3回振れば3対の磁極になります。






