顕微鏡対物レンズ(アクロマートとアポクロマート)の色収差補正の比較

Oct 11, 2024

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顕微鏡対物レンズ(アクロマートとアポクロマート)の色収差補正の比較

 

一方、対物レンズでは、色消しレンズと複色消しレンズとの間の2次スペクトル(g線)の色収差補正度合いが設定されており、これを半色消しレンズ(または蛍石)と呼びます。
顕微鏡対物レンズの光学系設計では、一般的に N A. 倍率や倍率が大きくなるほど、2 次スペクトルの軸上色収差を補正することが難しくなります。さらに、軸上色収差や正弦条件以外の諸収差も補正する必要があるため、その難易度はさらに高くなります。このため、アポクロマート対物レンズは高倍率になるほど多くの収差補正レンズが必要となり、15枚以上のレンズを使用する対物レンズもあります。 2次スペクトルを正確に校正するには、レンズ群内のより効果的な凸レンズに2次スペクトルの分散が少ない「異常分散ガラス」を使用することが有効です。この異常分散ガラスの代表は蛍石(CaF2)で、加工が難しいものの古くからアポクロマートレンズに使用されてきました。蛍石によく似た異常分散をもつ新開発の光学ガラスは加工性も向上し、徐々に蛍石に代わって主流となってきました。


像面湾曲補正の分類によれば、写真撮影やテレビカメラ撮影などで顕微鏡が使用されることが多くなり、鮮明な全視野像の要求が高まっています。そのため、像面湾曲を正確に補正できる平面対物レンズが徐々に主流になってきました。像面湾曲を補正する場合、光学系のペッツバール曲率が0になるように設計する必要があり、対物レンズの倍率が高くなるほど補正が困難になります(他の収差との共存が困難になります)訂正)。校正済みの対物レンズでは、前群レンズが強い凹面形状をしており、後群レンズ群の構成も強い凹面形状となっており、これがレンズタイプの特徴となっています。

 

4 Microscope

 

 

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